日の名残り(原作)のあらすじとネタバレを解説!ドラマ化の調査も!

日の名残り

アロハ~ハワイ移住を計画中のラニです!

2017年のノーベル文学賞を、
日系イギリス人のカズオ・イシグロさん
が受賞されましたね!

カズオイシグロさんと言えば、
綾瀬はるかさんが主演した
ドラマ『わたしを離さないで』が
有名ですが、今回はイギリス最高の
文学賞であるブッカー賞の受賞作品、
『日の名残り』の原作あらすじや、
ネタバレ情報について解説していきます!

また、気になるドラマ化の噂について
も調べてみましたので、お楽しみに!

まずは、作家のカズオ・イシグロさん
のプロフィールを簡単に紹介します。

 


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作者カズオ・イシグロ プロフィール

  • 本名 Kazuo Ishiguro
  • 漢字表記 石黒一雄
  • 生年月日 1954年11月8日
  • 出身地 長崎県長崎市新中川町
  • 小学校 グラマースクール
  • 大学 ケント大学英文学科
  • 大学院 イースト・アングリア大学大学院創作学科
  • デビュー作 A Pale View of Hills
         (日本語版『遠い山なみの光』)
  • 代表作 日の名残り

 

カズオ・イシグロさんの略歴

  • 1954年 生誕
  • 1960年 イギリス サリー州・ギルドフォードに移住
  • 1980年 大学院時代に小説を書き始める

大学院卒業後には、ミュージシャンを
目指していた
時期もあったようですが、
すぐに小説家として軌道修正します。

今考えると、この時の決断が
カズオ・イシグロさんの人生を
大きく左右したことになるんですよね!

でもあれかな~
ミュージシャンとしても、
昨年のボブ・ディランさんのように
歌手としてノーベル文学賞を
受賞したかもしれませんね。

それでは、この後は『日の名残り』の
あらすじ、ネタバレ情報をご紹介します。

 

日の名残り(原作) あらすじ

物語は第二次世界大戦(1939-1945)
終戦後の1956年からはじまる。

主人公のスティーブンスは、
イギリスを代表するダーリントン卿
仕えていた執事である。

ダーリントン卿は、ヨーロッパの平和を
こころから願っていた。

第一次世界大戦の敗戦国であるドイツは
ヴェルサイユ条約の厳しい制約により、
経済的に追い込まれていた。

ダーリントン卿は、そんなドイツを
救済すべく、イギリス政府を始め、
フランス政府、そしてドイツ政府の
権力者たちを自身の屋敷である
ダーリントンホールに招き、
ヨーロッパの安定に尽力するのである。

しかし、そうした行動を良く思わない
人物たちによって、「ダーリントン卿は
ナチス・ドイツの回し者だ」という
悪評を流され、その噂はダーリントン卿
が亡くなるその日まで消える事は
なかった。

ダーリントン卿亡き後、
ダーリントンホールは、
アメリカ人のファラディによって
買われ、ダーリントン卿に仕えていた
スティーブンスは、ファラディに仕える
こととなる。

だが、ファラディがダーリントンホール
を買収した際に、多くの優秀なスタッフ
が辞めてしまい、「人手不足」という
問題に直面する。

ファラディが一時アメリカに帰国の際に
スティーブンスは休暇を与えられる。

そんな折、スティーブンスの元に一通の
手紙が届く。

それは以前ダーリントンホールで働いて
いたベン夫人(ミス・ケントン)からで
あった。

スティーブンスは、人手不足を解消する
ため、ベン夫人のもとを訪れるが、
そこには別の思惑もあった・・・。

 

以上が、日の名残りの原作あらすじと
なります。

ダーリントン卿って、日本でいうなら
坂本龍馬のようですね。

国(藩)の垣根を超えて、平和を願う
気持ちの強さが感じられました。

最近では「執事」という言葉も、
日本の漫画やアニメ、ドラマにまで
登場するようになりましたが、
本当の意味での「執事」とは、
イギリスの上級使用人である
「バトラー(執事)」を指すようです。

「えっ?セバスチャンじゃないの?」
そう思ったあなた!・・私もです(笑)

セバスチャンは、ヨーロッパに多い
男性の名前であって、職業ではない
んですね!

おそらく原因はこのアニメでしょう・・

そう!『アルプスの少女ハイジ』です!
クララの家の執事がセバスチャンだった
んですね~

 


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日の名残り(原作) ネタバレ解説

ここでは、あらすじからすこし
突っ込んだネタバレ情報をご紹介します

あらすじだけ見ると、激動の時代に
ありながらも、ハイスペック執事が、
主人に忠実に仕える物語に見えます。

が、しかし・・・

一言でいうなら、ハイスペック執事
どころか、ダメダメ執事が主人公の
物語
だったんです。

どこがダメ執事かというと、
主人公スティーブンスは、執事として
働いていた自分の父親を、けっして
自分の非を認めない人間だと、どこか
馬鹿にしていたのですが、
こともあろうに、当のスティーブンスは
まさに「けっして自分の非を認めない」
自己弁護満載の人物だったのです。

仕事上のミスが続けば、人手不足を
言い訳にし、ミス・ケントンとの恋愛が
上手くいかないのも、自分が執事だから
を理由にし、父親の死に際からも逃亡、
ダーリントン卿やその息子を救えた
かもしれない状況にありながら、
「執事だから」と都合の良い言い訳で
それを放棄してしまったり・・・

「自分が悪い訳ではありません。」

と言わんばかりの言動に、辟易して
しまうかもしれません。

自分自身でも、薄っすらと気づいていた
ことでしょう。

ファラディからもらった休暇で訪れた
海を見つめながら、そっと涙するのです。

それでも最後には、執事として、
アメリカ人の主人であるファラディの
ジョークに付き合うために、
慣れないジョークの練習をしようと
するのでした。

 

主人公スティーブンスの意外な性格に
驚かされましたが、いろいろな事に
目を背けてきた人生を後悔しながらも、
やはり最後は、執事としての性か、
練習して上手くなるものでもない
ジョークの練習をしてしまうあたり、
なんとも悲しくも微笑ましい印象でした

 

ドラマ化はある?

さて、この『日の名残り』は、
ドラマ化されるのでしょうか?

原作者のカズオ・イシグロさんが
ノーベル文学賞を受賞したばかりです
から、まだドラマ化の噂はありません。

単純に比較できないですが、
又吉直樹さんの小説『火花』も、
芥川賞を受賞し、300万部に迫る
発行部数を記録し、遂には映画化
されました。

今後、『日の名残り』が爆発的にヒット
すれば、ドラマ化の噂も出てくるかも
しれませんが、なかなか難しいかな、
というのがわたしの感想です。

ドラマを見る人にウケるような内容じゃ
ない気がします(笑)

ただし、連ドラではなく、単発の
スペシャルドラマとしては、充分に
あり得ると思います!

 

映画『日の名残り』動画

1993年にイギリス映画として
公開された映画『日の名残り』の
さわりを動画でご紹介します。

うぉ~レクター博士だ!

と思った方も多いのではないでしょうか

映画『羊たちの沈黙』で最強に恐ろしい
元精神科医でありながら、
猟奇的殺人を繰り返すレクター博士を演じた、
アンソニー・ホプキンスさんが、
今回ご紹介している『日の名残り』の
映画版で、主人公スティーブンスを
演じています。

20年以上前の映画ですが、設定が
1950年代だけあって、古き良き時代
だなぁという印象です。

原作を読む時間はないけど、
映画だったらサクッと見れるし良いかも
という方にはこちらがおすすめです。

 

まとめ

ノーベル文学賞を受賞したことで、
Amazonなどでも上位独占中の
カズオ・イシグロ作品ですが、
その中でも、イギリスの芥川賞とも
言われるブッカー賞を受賞した
『日の名残り』は、これから注目されて
いくでしょうね。

最後に、カズオ・イシグロさんの
作品一覧を掲載しておきます。

【長編小説】

  • 遠い山なみの光(1982年)
  • 浮世の画家(1986年)
  • 日の名残り(1989年)
  • 充たされざる者(1995年)
  • わたしたちが孤児だったころ(2000年)
  • わたしを離さないで(2005年)
  • 忘れられた巨人(2015年)

 

【短編小説】

  • 原題:’A Strange and Sometimes Sadness’,
        ‘Waiting for J’, and ‘Getting Poisoned’
        in Introduction 7: Stories
        by New Writers(1981年)
  • 戦争のすんだ夏(1990年)
  • 夕餉(1990年)
  • 日の暮れた村(2001年)
  • 夜想曲集―音楽と夕暮れをめぐる五つの物語(2009年)

 

綾瀬はるかさん主演のドラマ、
『わたしを離さないで』も心に染みる
作品でしたよね。

時間のある時に、じっくりと見たい
作品でした。

それではまた、次回の記事でお会い
しましょう!
サヨナラサヨナラサヨナラ
(淀川長治 風)

マハロ!

 


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driptime ラニ

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