高校球児の青春をかけたセンバツ高校野球2019の習志野VS星稜戦で、習志野高校のサイン盗み疑惑が浮上しています。
さらに、対戦相手の星稜高校を威嚇するかのような習志野吹奏楽部の美爆音応援に、「うるさすぎる!」と観客から苦情が出ています。
星稜高校のエース奥川恭伸投手は、今大会屈指のピッチャーで、星稜高校は優勝候補にも挙がっていました。
その星稜高校が1対3で敗退したことで、習志野高校のサイン盗み疑惑や美爆音問題がクローズアップし、星稜高校の林和成監督が激怒し、習志野高校の小林徹監督と対面で話し合いが持たれるまでに至っています。
サイン盗み疑惑の動画や、ことの真相、サイン盗み疑惑の2塁ランナーは誰だったのか?美爆音とは?などについて調べてみました。
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目次
習志野が星稜戦(2019選抜)でサイン盗み?動画はコレだ!
2019年春のセンバツ高校野球2回戦の習志野VS星稜戦での、サイン盗み疑惑が浮上した際の動画を紹介します。
異様な光景だったのは、2塁の審判が必要なまでに2塁ランナーの動きを見ていたことです。
普通こんなに見ませんからね。
星稜高校の林和成監督は序盤から最後まで、習志野高校のランナーが奥川恭伸投手(星稜)の球種をバッターに伝えていたことを審判に指摘していました。
この試合の結果は3対1で習志野高校が勝利しましたが、後味の悪い結果となってしまいました。
習志野が星稜戦(2019選抜)で疑惑となったサイン盗みの真相は?
先ほどもお伝えしましたが、星稜高校の林和成監督は序盤から習志野高校がサイン盗みをしていると判断し、選手達に注意するよう伝えていました。
それというのも、林和成監督は習志野高校の1回戦の試合をバックネット裏で動画撮影しており、その時から習志野高校のサイン盗みに疑惑の念をもっていたのです。
そして四回表ワンアウト二塁のときに、習志野の2塁ランナーがサイン盗みをしたとして、キャッチャーの山瀬慎之助選手が北田球審に伝えます。
その後も習志野のサイン盗みが止まらないとして、四回表ツーアウト満塁の場面で、林和成監督はベンチから審判に対しサイン盗みがあると抗議をしています。
それを受け審判団は集まって協議しますが、このタイミングではサイン盗みをしたという事実はないと判断し、2塁ランナーには「紛らわしい動きはしないように」との注意を与え、プレー続行となります。
7回表の習志野高校の攻撃の際にも、2塁に出塁したランナーが奥川恭伸投手の球種をバッターに伝える仕草をしていたとして、奥川恭伸投手が動揺したのか、タイムリーヒットを打たれ、習志野に2点目が入ります。
この時も2塁塁審は、2塁ランナーの動きをしきりに見ていました。
最終回には8番バッターの兼子将太朗選手にレフトスタンドへホームランを打たれ、ダメ押しの3点目が入り、そのまま試合終了です。
試合終了後、星稜高校の林和成監督は習志野高校の控室に乗り込み、小林徹監督に向かって「フェアじゃない!証拠映像を今見せてもいいんですよ!」と激怒します。
しかしながら、最終的な審判団の判断としては、「疑わしい行為はない」という判断で結論付けています。
習志野高校はサイン盗みをしたのかについての明言を避けますが、今大会でも1回戦の横浜VS明豊戦で、横浜高校の2塁ランナーがサイン盗みの紛らわしい動きをしたとして、球審から注意される場面がありました。
個人的な意見ですが、そもそも2塁ランナーは普通にプレーしていれば、サイン盗みを疑われるような動きにはならないはずです。
サイン盗み疑惑は今大会に始まったことではありませんから、普段の練習から、疑われるような動きはするなと指導するのが普通ではないでしょうか?
審判が注意したように、「紛らわしい動きはしない」ことですね!
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サイン盗み疑惑の2塁ランナーは誰?
今回、サイン盗み疑惑となった2塁ランナーは誰だったのか調べてみました。
特に疑惑となったのは4回表と7回表の習志野の2塁ランナーです。
四回表の習志野の攻撃は、先頭バッターの小沢拓海選手がセンター前にポテンヒットを打ち出塁しています。
次の打者(菅野辰志選手)が送りバンドを決め、小沢拓海選手が2塁ランナーとなりました。
その後、4番高橋雅也選手のポテンヒットで1塁3塁(小沢拓海選手)に。
1死からサードゴロで3塁走者の小沢拓海選手が走塁死で1塁(桜井亨佑選手)2塁(高橋雅也選手)となります。
2死1塁2塁から6番竹縄俊希選手がライトへ同点タイムリーヒットを放ち、2塁(竹縄俊希選手)3塁(桜井亨佑選手)となります。
その後は得点ならず、1対1の同点で四回表が終了。
この回(四回)に2塁ランナーになった選手は次の3選手でした。
- 小沢拓海選手
- 高橋雅也選手
- 竹縄俊希選手
続いて、七回表の習志野高校の攻撃シーンです。
先頭打者の山内翔太選手はセカンドゴロ、8番兼子将太朗選手がライトへヒットを放ち出塁。
9番飯塚脩人選手が送りバントを決めランナー2塁(山内翔太選手)。
1番角田勇斗選手の打球は三塁手のエラーとなり、2塁ランナーの山内翔太選手が生還し2対1で習志野が勝ち越し。打った角田勇斗選手は2塁へ。
その後は得点ならず。
この回(七回)に2塁ランナーになった選手は次の2選手でした。
- 山内翔太選手
- 角田勇斗選手
四回と七回以外では、八回に桜井亨佑選手が2塁打を放ち2塁ランナーになっています。
整理すると、習志野高校で2塁ランナーになった選手は以下の6選手です。
- 小沢拓海選手
- 高橋雅也選手
- 竹縄俊希選手
- 山内翔太選手
- 角田勇斗選手
- 桜井亨佑選手
先発メンバー9人中6人が2塁ランナーとなり、サイン盗み疑惑の対象となっています。
もしサイン盗みが行われていたとするならば、誰か一人の行為ではなく、チーム全体の意思として行われていたことになり、つまりは小林徹監督の指示だった可能性が浮上してきます。
今回は審判団も「疑わしい行為はなかった」としているため、そのまま受け取りたいと思いますが、高校野球は純粋なスポーツのままであって欲しいですね。
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習志野吹奏楽部の美爆音に異例の苦情が!
最後に、星稜戦での習志野吹奏楽部の美爆音問題について触れておきます。
「美爆音」って何だ?って感じですよねw
習志野は“美爆音”と呼ばれる応援席のブラスバンド演奏で知られており、この日も攻撃中は演奏が響き渡ったが、大会本部は試合後、この応援に関して「『うるさい』などという苦情が数件あった」と明らかにした。
習志野の応援は、相手チームにも脅威となるほどの大音量で、甲子園のファンにおなじみとなっている。
引用:デイリー
この試合をリアルタイムで視聴していましたが、テレビで見ている分には習志野吹奏楽部の美爆音はまったく気にならなかったですね。
というか、爆音とはまったく感じず普通の応援にしか聞こえませんでした。
習志野吹奏楽部の美爆音動画です↓
習志野 応援歌②
【レッツゴー習志野】
美爆音の吹奏楽部が誇る伝統のチャンテ。反対側のアルプスとは思えない迫力。 pic.twitter.com/bxfywCtdvP
— k a z u m a (@kazutan_1220) 2019年3月24日
【習志野高校の美爆音】
初回から炸裂!!
迫力半端ない⚾︎#習志野#美爆音#甲子園#高校野球 pic.twitter.com/dxzPMuZxYK— とっとこ🐼 (@tottokobaseball) 2019年3月24日
ん~クレームが出るほどの騒音という感じはしませんけどね・・・
実際に、クレームが入ったのもわずか数件とのことですから、決して相手を威嚇する意図で行われた応援ではないと思います!
まとめ
今回は、大会屈指の奥川恭伸投手を擁する星稜高校が習志野高校に敗れた試合で、習志野のサイン盗みや吹奏楽部の美爆音が問題視された件についてお伝えしてきました。
最後に、調べてみて分かった事をまとめておきます。
- サイン盗み疑惑のあった回の動画を掲載中
- かなり怪しい雰囲気はあるものの審判団の判断は「疑わしい行為はなかった」とされた
- 習志野で2塁ランナーになった6選手
・小沢拓海選手
・高橋雅也選手
・竹縄俊希選手
・山内翔太選手
・角田勇斗選手
・桜井亨佑選手 - 習志野吹奏楽部の美爆音は、名物応援であって、相手を威嚇する目的のものではない
勝った習志野高校も敗れた星稜高校も後味の悪い試合になってしまいましたね。
星稜高校の奥川恭伸投手はドラフト1位確実と言われる投手だっただけに、まだまだ甲子園で見たかったですが、夏の全国高校野球選手権大会2019に期待しましょう。
勝った習志野高校も飯塚脩人投手が好投し、守備もしっかりしたチームですから、まだまだ勝ち進む可能性が高いと感じました。
サイン盗み疑惑がでたことは残念でしたが、両者四つに組んだ名勝負でしたよ!
マハロ♪
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