イエーイで知られる俳優の高島忠夫(88)さんが、2019年6月26日13時1分、療養中の自宅でお亡くなりになりました。
死因は老衰で、お通夜とお葬式(告別式)は同年6月27日に身内だけで行われました。
次男で俳優の高嶋政宏(88)は「病院からの、あと5分後にご家族集まってください!のエマージェンシーコールが頻繁にあるようになったのが2年前」と振り返り、「その度に全身が総毛立つような感じにはなりましたが、ここ数カ月、寝たきりの状態が多くなり、呼吸も弱まり、母曰く最後は眠るように旅立っていった、のがせめてもの救いです」と吐露。
引用:スポニチアネックス
三男で俳優の高嶋政伸(52)は「父は、最後まで明るく良く通るような声で笑ったり、話したりしながら、大好きだったフリオの歌声に包まれて、本当に穏やかに旅立ちました」と報告。
引用:スポニチアネックス
政宏が次男で、政伸が三男?長男と次男じゃないの?という疑問については、この記事の後半で真相をお伝えします。
この記事では高島忠夫さんの、
- 高島忠夫のWIKIプロフィール
- 高島忠夫の職業・職種は何?
- 高島忠夫の若い頃の顔画像が息子に似てる!
- 高島忠夫の嫁の現在は?
- 高島忠夫の子供の現在は?
- 高島忠夫の死因は老衰!うつ病以外の病気はあった?
などについて、お伝えしていきます。
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目次
高島忠夫のWIKIプロフィール
- 本名 高嶋忠夫
- 読み方 たかしま ただお
- 出生地 兵庫県武庫郡御影町(現在の神戸市東灘区御影町)
- 出身地 東京都
- 生年月日 1930年7月27日
- 年齢 享年88歳(2019年6月26日死去)
- 身長 181cm
- 血液型 O型
- 兄弟姉妹 姉、妹、弟(高嶋弘之)の4人兄弟の長男
- 家族構成 妻・寿美花代、長男、次男(高嶋政宏)、三男(高嶋政伸)
- 所属事務所 東宝芸能
高島忠夫の幼少期~学生時代
高島忠夫さんの父親は神戸市の大地主で巨額の不動産収入のある裕福な家庭で生まれ育ちました。
高島忠夫さんの幼少期は、小学校が6年制の時代ではなく、神戸一中に進学し、神戸一中5年のときに6・3・3制度に代わり、神戸高校の3年生になります。
神戸高校時代はジャズにハマり、高校を退学してしまうのですが、翌年には関西学院高等部へ水泳推薦で編入します。
子供の頃から水泳部に所属するなど、運動神経の良さが功を奏した形ですね。
関西学院高等部時代は、2011年に亡くなった小説家の団鬼六さんらと共に、軽音楽クラブに所属していました。
高島忠夫は芸能界へ
高島忠夫さんは、1951年の「新東宝スターレット」の第1期生として、『江戸川乱歩の美女シリーズ』などで知られる天地茂さんら18人と芸能界入りを果たします。
当時は関西学院大学の2年生でしたが、スター候補生として芸能界入りした高島忠夫さんは、すっぱりと大学を退学し、芸能活動に専念します。
この時(当時21歳)から、兵庫県から東京へ上京し、東京での生活をスタートさせます。
高島忠夫さんのその後の経歴(職業・職種)について詳しく見ていきましょう。
高島忠夫の職業・職種は何?
20代や30代の方は、高島忠夫さんのイメージって、「高嶋政宏・政伸兄弟の父親」っていうくらいにしか思ってないかもしれませんし、職業と言われてもコレ!というのが思い浮かばないのではないでしょうか?
俳優なのか歌手なのか、司会者なのか何なのか・・・詳しく見ていきましょう。
映画俳優としての活動
高島忠夫さんは「新東宝スターレット」の第1期生となり、翌年1952年には映画『恋の応援団長』で芸能界デビューを果たします。
その後は、『坊ちゃんの逆襲』『坊ちゃんの主将』『坊ちゃん天国』『坊ちゃんの野球王』などの坊ちゃんシリーズを中心に、1960年代までに100本以上の作品に出演し、一気に映画界のスターダムへと登りつめます。
1970年代~1980年代は映画からは遠ざかりますが、1990年代には『ゴジラvsメカゴジラ』や『新・極道の妻たち 惚れたら地獄』『女ざかり』などにも出演し、存在感を出していました。
テレビドラマへの出演は、1958年の『あんみつ姫』から始まり、西村京太郎トラベルミステリーや暴れん坊将軍への出演、朝ドラ『ふたりっ子』の有沢英之役などがあります。
作曲家としての活動
高島忠夫さんは学生時代に音楽活動をされていた経験から、作曲家としての活動もされていました。
1958年には、フランク永井さんが歌う『東京ダーク・ムーン』の作曲を高島忠夫さんが手がけます。
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俳優業と作曲家ではまったく異なる資質が必要ですが、高島忠夫さんのマルチな才能の片鱗が見え始めたころでもありますね。
ミュージカル俳優としての活動
高島忠夫さんは、劇作家の菊田一夫さんにミュージカル俳優としての資質を見込まれ、東宝に移籍します。
ミュージカル映画『君も出世ができる』やブロードウェイミュージカル『マイ・フェア・レディ』にも出演し、高評価を得ます。
声優としての活動
高島忠夫さんは、東映動画『アンデルセン物語』で声優にもチャレンジしていました。
声優業では、ミュージカル俳優としてのキャリアを活かし、素晴らしい高音の歌声を披露しました。
どこまで多才なんだ!と思いますよね。
まさにエンターティナーです!
司会業としての活動
1966年から始まった『土曜ショー』というワイドショーで司会に初挑戦したことがキッカケとなり、1970年代はテレビ出演が増え、司会者としての立場を確立していきました。
料理番組『ごちそうさま』やクイズ番組『クイズ・ドレミファドン』の司会をしていたのは、記憶にある方も多いのではないでしょうか。
個人的な印象としては、『ゴールデン洋画劇場』の映画解説者としての記憶が一番強いかもしれません。
淀川長治さん、水野晴郎さん、おすぎさん、有村崑さんといった流れの方かなと思ってました(笑)
高島忠夫さんの職業・職種については、活動密度から言うとやはり『映画俳優』ということになりますね。
晩年はテレビで司会をする姿を良く拝見していましたので、司会者という印象も強いですけど^^
そんな高島忠夫さんですが、映画俳優時代の若い頃が、息子さんに似てるんです!
親子なので似てても不思議ではありませんが、とにかく高島忠夫さんの若い頃の画像を見てください!
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高島忠夫の若い頃の顔画像が息子に似てる!
画像は映画『坊ちゃん野球王』の画像ですが、高嶋政宏さんに似ていませんか?
弟の政伸さんよりも顔の横幅が広めな感じが、兄の政宏さんに似てると思いました。
『恋の應援團長』は井上梅次の監督デビュー作でもあります。
高島忠夫は新東宝に主演作はいっぱいありますよ、
高島版若大将とも言える(こっちが先だけど)「坊ちゃん」シリーズなんて6本も作られてます。 pic.twitter.com/YMUWDgcQ6W— 下村 健 (@Shimo_x2) 2018年7月27日
上の画像は、1956年の映画『坊ちゃんの主将』のポスター画像ですが、時代を感じさせますね~
こういうポスターって今だと高値が付いたりしますが、味があって1枚欲しくなります^^
キングコング対ゴジラを観たけど、若い頃の高島忠夫がすごく ちーちゃんだった pic.twitter.com/LzS2BsVBDQ
— Yasuwo Miyamura (@miiiyan) 2016年11月2日
この画像は一瞬、スクールウォーズの山下真司さんかと思いましたw
2日放送のアメトークはスクールウォーズ芸人。
高校入学時に再放送が大人気で、先輩に連れて行かれたのもあり、ラグビー部に入部。
その後FMWに入り、正月番組の駅伝でアンカーで山下真司さんとぬいたりぬかれたりがあり、最終的に敗北‼
悔しかったけど、良き思いで。 #アメトーク pic.twitter.com/ZxCe9sOvE5— 田中将斗(Masato Tanaka) (@masato_dangan) 2017年2月2日
ワイルドな感じが似てませんか?(笑)
高島忠夫 (高嶋政宏、高嶋政伸の父) pic.twitter.com/fO6MgXyQ44
— 昭和の俳優・女優 (@brtrcx) 2019年6月21日
この画像は相当若い頃の画像ですね。
『新東宝スターレット』の第1期生になったばかりの頃の画像でしょうか。
この画像の雰囲気は、どちらかというと弟の高嶋政伸さんい似てる気もしますね^^
高島忠夫の嫁の現在は?
そんななか訃報も入ってきました。
とうとう、華麗なる高嶋家のパパが逝ってしまわれました・・・。
ご存命中は、長い #うつ病 の闘病を赤裸々に語ってくれましたよね。#高島忠夫 #高嶋政宏 #高嶋政伸 #寿美花代 #シルビア・グラブ #お悔やみ#ななにー #日本の歴史https://t.co/Pay6lwptLl— おだみつき@美月57 (@mitsuki5757) 2019年6月28日
高島忠夫さんの奥様は、女優の寿美花代(87)さんです。
現在もご存命で、夫の死を看取られました。
高島忠夫さんと寿美花代さんの馴れ初めですが、1961年に寿美花代さんが司会を務めていた番組『季節のミュージカル』に高島忠夫さんが出演したのがきっかけでした。
この馴れ初めを聞いてしまうと、ミュージカルの道へ誘ってくれた菊田一夫さんには足を向けて寝れないですよね!
寿美花代さんは、宝塚歌劇団の35期生として活躍後、高島忠夫さんとの結婚を機に退団します。
映画やテレビドラマへの出演本数はそれほど多くはなく、夫の高島忠夫を支える妻として一歩引いた感じの女性でした。
日本テレビの『ごちそうさま』では、夫の高島忠夫さんと夫婦で共演されており、仲睦まじい姿をテレビで見せていましたね。
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高島忠夫の子供の現在は?
高島忠夫さんの子供の現在について簡潔に紹介していきます。
高島忠夫の長男・高島道夫の現在
高島忠夫さんの長男は、高島道夫さんと言います。
俳優の高嶋政宏さん、高嶋政伸さんには兄・道夫さんがいました。
なぜ過去形かというと、生後5か月の時に、高島家で雇っていた当時17歳の家政婦によって殺害されてしまったからです。
1964年の出来事ですから、リアルタイムでは知らないのですが、人気俳優の高島忠夫さんと、タカラジェンヌの寿美花代さんの長男の殺害事件ということで、大きなニュースになったのは想像に難くありません。
17歳の家政婦は、中学を卒業してすぐに高島夫妻の知人の会社に就職します。
その後、高島夫妻との縁で高島家の家政婦として高島家に住み込みます。
中卒で仕事をしなければならないということは、家庭環境が複雑で親からの愛情を受けていなかったのかなと想像しちゃいますよね。
この家政婦も、高島夫妻から可愛がられていたことで自分の居場所を得た気持ちでいたのでしょう。
しかし、長男誕生とともに高島夫妻の愛情や関心は長男に向き、家政婦は疎外感を感じていました。
そして、高島夫妻がアメリカへ仕事に行く際に、他の家政婦にはお土産を買ってくるという話をしていたものの、自分には声が掛からなかったことで、長男への殺意が芽生えたと自白しています。
決定的になったのは、犯行当日、長男がぐずり始め、家政婦の足を掴んだ姿を見て可愛いと思い抱き上げます。
この時点では明確な殺意は無かったようですが、軒先で夕涼みをしながら長男をあやしていたところ、長男の足が汚れたので足を洗うために風呂場に向かいます。
そこで、「この子がいなければ、高島夫妻の愛情がふたたび自分に向くのではなか」と考え、長男を湯舟に沈めたと言います。
愛情を知らずに育ったせいなのか、居場所を奪われたと感じた寂しさを長男に向け、殺害するという事件に発展してしまいました。
高島夫妻の長男はわずか5ヶ月という命でこの世を去ったのです。
高島忠夫の次男・高嶋政宏の現在
高島忠夫さんの次男・高嶋政宏さんの現在の様子をご紹介します。
高嶋政宏さんは、俳優としてしっかりした仕事をしていて、父親の高島忠夫さんを超える俳優になりそうだなぁと思っていました。
NHK大河ドラマにも『独眼竜政宗』『毛利元就』『利家とまつ』『八重の桜』『おんな城主 直虎』など多数出演し、民法ドラマでも『外科医有森冴子』『ニューヨーク恋物語Ⅱ』『竜馬がゆく』『ブラッディマンデイSeason2』『ストロベリーナイト』『信長協奏曲』『フラジャイル』などで、主要な登場人物を演じています。
高嶋政宏さんの声も結構好きなんですよね~
低音で響き渡る様な素敵な声をしています。
将来は日本を代表する役者になって、海外進出も夢ではないかと思っていたのですが、最近様子が変なんですw
margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;”>kokoさん(@mikoko.28)がシェアした投稿 –
なぜか変態キャラで売り出し始めちゃいました(汗)
SMの魅力に取りつかれ、奥の深さをテレビでも熱く語り始めてるんですよね~w
高嶋政宏さんが出版したこの本、超絶おもしろいのでおすすめです!
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SM以外にもグルメにも偉いこだわり様で、『石橋貴明のたいむとんねる』での変態グルメはめっちゃおもしろかったですw
日本を背負って立つのもいいけど、今の高嶋政宏さんも結構、というか大分好きです!w
高島忠夫の三男・高嶋政伸の現在
高島忠夫さんの三男・高嶋政伸さんの現在もお伝えしていきます。
個人的に高嶋政伸さんと言えば、ドラマ『HOTEL』の赤川一平なんですよね~
「姉さん事件です」というフレーズが未だに耳に残ってますw
最近では、ドラマ『DOCTORS』シリーズなどで見せる、ちょっとネチネチ系の悪い役の印象も強いですよね。
そんな高嶋政伸さんですが、結婚ではかなり苦労しています。
2008年3月8日にファッションモデルの美元(みをん)さんと婚約し、同年8月31日に結婚式を挙げました。
しかし、美元さんは頻繁に海外旅行に出かけてはブランド物を大量に買い込むなど浪費癖がひどく、自己中でわがままがひどいとして、2010年8月には別居状態となり、2012年11月26日に離婚が成立しました。
高嶋政伸さんの「25年近く芸能生活をやってきましたが、この生活をなげうってでも離婚したい」という鬼気迫る発言に、美元さんのヤバさが伝わってきました。
そんな高嶋政伸さんも、2015年9月16日には14歳年下の一般女性と再婚し、2017年8月21日に長男が生まれ、幸せな家族に囲まれています。
芸能面でも、近年も順調にドラマや映画などの仕事をされています。
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